手摺をおしゃれなデザインに・アントワープグリップ

マテリアルワールドなら、こうつくる

 

「手摺」というと、どんな印象を持つだろう。

 

一般的にどうしても病院、介護施設、お年寄り向け、そんなありきたりなイメージと、どれもあか抜けないやぼったいスタイルのものばかりが目についてしまうのではないだろうか。

 

手摺はあくまで脇役だけれど、機能面ばかりを優先して、その空間やデザインを犠牲にするのでなく、本来は脇役のアイテムでもやり方次第で主役にすらできるはず、そんな発想がこのアントワープグリップをつくるきっかけです。

 

でも、デザイン性だけなら、ちょっと工夫すれば誰にだってできる。

マテリアルワールドだから出来ること、マテリアルワールドにしか出来ないこと。

そんなアプローチでたどり着いた答えが、３つの異なる素材の魅力を掛けあわせるというもの。

 

泡入りの特注ガラスで出来た一輪挿し。

ハンマートーン仕上げが美しい銀古美仕上げの手摺本体。

刻印も施した本革を巻いた握り部。

 

すべて一流の日本の職人技によるハンドメイド。

ひとつ一つ微妙に異なる質感こそ、本物の手作りの証。

力強いアイアン、繊細な泡をまとったガラス、使うほどにその手に馴染む本革、その３つの魅力が一つになったとき、アントワープグリップにしかない匠の結晶がここに誕生しました。

 

主に、住宅の玄関での使用を想定したアントワープグリップ。

玄関という滞在時間の短い場所にあって、家族の「行ってきます」と「ただいま」「おかえり」をそっと一輪の花がやさしく心を和ませてくれる。

客人を迎えるときにも、さりげなくもてなすことができる。

 

手摺という単なる機能で終わらせないのが、マテリアルワールドの流儀です。